会社が倒産したことによりキャッシングで借入

20代前半の頃ひとり暮らしを始めたのですが、ちょうどその頃勤めていた会社が倒産してしまい失業してしまいました。

もともと安月給でギリギリの生活をしていたので貯蓄もなく、失業保険も出ましたが微々たるものだったため、生活費が足りなくなってしまいキャッシングで借金をするハメになってしまいました。

持っていたクレジットカードのキャッシングでちょこちょこ借りているうちにいつの間にか50万円ほどの借金になってしまい、新しい仕事が決まってからも借金返済に追われる日々でした。結局約2年間ほど、ほとんど洋服も化粧品も買わず、美容室にも行かず、友達と遊びにも行かず、食事は一日2回、職場にはおにぎりだけ持参したり、たまに実家でご飯を食べさせてもらったり、徹底的に節約生活をし、まとまったお金ができたら返済に充てるなどして、なんとか全額返済することができました。

実家暮らしをしていた頃は全く気にしていなかった光熱費や食費、通信費、そういった見えないものにどれだけお金がかかるかわからずに、欲しい物を買い、好きなものを食べ、遊び歩いていた結果が招いたことだったと思い知り、それからは身の丈にあった生活スタイルを心がけるようになり、貯蓄も少しずつするようになりました。

借金の怖さを実感した

借金返済時期は本当に貧乏で辛い毎日でしたが、お金の大切さがわかりましたし、借金というものの恐ろしさも知りました。

高い授業料でしたが今となってはよい勉強になったと思っています。 若い頃にお金で苦労をしておいた方が、その後の人生で金銭的な苦労が少なくなるのではと思っています。

今は、お金も少しですが貯めることができるようになりましたし、質素な節約生活となっています。

これも、借金地獄の様な生活を送るという体験をしたからこそだと思います。